クジラと生きる町、太地町へ:くじらの博物館で生きる鯨編
太地町編第2弾は鯨好きに聖地と呼ばれる場所『太地町立くじらの博物館』で飼育されている鯨類をご紹介
飼育は主に入り江を仕切った海(イルカショープールとマリナリュウムもあります)
本州ほぼ最南端だけあって海は美しく、エメラルドブルーの海が広がっていました
関東の海特有の生臭さは一切なし
台風直後の来訪でしたが、それでも高い透明度
ふれあい桟橋
距離が近い!
1回200円でイルカ達に魚をあげることが出来ます
かなり食い意地張っているのでバケツを見るなりものすごいアピール合戦!
観察していると彼らの力関係がよく分かり、優位な個体がやってくるといい位置を大抵奪われます
このようにフリーの時間に発見をもたらしてくれる距離感の近さは魅力的
『くじらの博物館』と言えば、現在多数飼育されている貴重な鯨類
白いハナゴンドウ、ハマタとユウジ
いずれもアルビノではなく白変個体
人への馴致は時間かかっているようです
うっすらピンク色で、ハナゴンドウとは別の鯨種を見ているような気分になります
隣にはハナゴンドウの赤ちゃん
ハナゴンドウの繁殖は非常に難しいのですが、順調に成長しているようです
母親から少し離れて泳ぐこともできるようで、たまにこちらを覗きに来てくれました
ハナゴン天国‥‥‥
かの有名なアルビノのハンドウイルカ、スピカ
真っ白(というかピンク色)
ルビーのような眼を持ち、神秘的な美しさでした
まだ子供なので好奇心旺盛
こちらを見てるなーと思えば
ヌッと近寄ってきて逆に観察してきます
同居しているスジイルカとマダライルカ
オス同士で交尾の練習を頻繁にしていました
オス同士は自然下でもよくあることだそう、珍しくはないみたい
マダライルカって性欲強いのかな?美ら海でもすごかった
胸ビレで高速ラビングとかしてて、見てて飽きないイルカ
マリナリュウムの子達は好奇心旺盛でたくさんあそんでくれました
ここに寝袋敷いて、賑やかな鳴き声の中、眠れたら幸せなんだろうなぁ‥‥
夢である
ふれあいスイム
コビレゴンドウのヴィータ、たくさん触れ合って観察してきました
撫でてたらクルルクルルと鳴いたので、おでこに耳あてて聴いてました(至福の時)
普段八景島のふれあいラグーンで触れ合っているコビレゴンドウのシズカは『タッパナガ』ヴィータは『マゴンドウ』なので、コビレゴンドウを製作するにあたってその違いを観察するのは今回の目的の一つでした
確かに、ヴィータはシズカと嘴の形状、下半身のフォルムが異なるように見えました
模様はシズカの方がはっきり
ただこれが『マゴンドウ』と『タッパナガ』の差なのか、単なる個体差なのかはなんとも言えず
別の個体でも比較する必要がありそう
ハナゴンドウって個体によって模様が全然違うから面白い
いろんなバリエーションで塗装してみたいところ
Nさん、いろいろありがとうございました^^
『くじらの博物館』
美しい自然の中、貴重な鯨類たちの息遣いを間近に感じることができる。
鯨類の生態や形態を紹介し、博物館らしく知識と興味の入り口となってくれる、素晴らしい施設でした。
飼育動物をショーの演出の一部として使う施設が多い中、ここ『くじらの博物館』は生き物と正面から向き合っていた。
いろいろ大変なことがあると思いますが、心から応援しております。
次回『クジラと生きる町、太地町へ:くじらの博物館展示物編』 へ続く
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